
読書の秋ですね。
私の好きな作家の一人は、伊坂幸太郎。
一度読み始めると、寝る時間を失ってでも、一気に読みたくなります。
ところで、つい最近読んだのはこれ。
「いつやるの?今でしょ?」で大ブレイクした東進ハイスクールの林修先生の「仕事原論」。
非常におもしろくて興味深いです。
やっぱり彼は現代文の先生ですから、文章やたとえがうまい。
堅苦しいビジネス書と違って文体もさっくりとしてわかりやすいです。
本の中で、特に印象に残っている内容のひとつは次のこと。
「相手の期待値を読み、そして超える」
ふむ。。。
ここで林先生が、「お年玉」というしきたりを例えにして、わかりやすく説明するわけですね。
お年玉をもらう子どもは、案外あらかじめもらう額の予算を組んでいる。
昨年度の実績に基づき、このおじさんは五千円、このおばさんは三千円といった具合に。
これこそがまさに期待値なのだそうです。
そして、実際にお年玉をもらう際「このおじさんは五千円だな」と思っていた時、もしポチ袋から一万円が出てきたら「え、一万円?おじさん、ありがとう」
となる。
これが期待値を超えるということで、もし、期待額通りの五千円が入っていれば、どこかで「ノルマ達成」という気持ちになりはしないかと。
これを仕事にあてはめ、相手の期待通りの仕事をすることは、もちろん大切であり、しかも当然。
それも超える仕事をすることで、またこの人にお願いしよう、次もよろしく、という展開を生むのだと。
勉強になりました、林先生。
本当にその通り。少しでもそうありたいものです。
努力をしてがんばらなくては。
さて、次は何を読もう。
恋愛ものもいいかな?
「林修の仕事原論」
青春出版社
2014年11月5日第1刷
【このブログ記事を読んでくださった皆様へ】
①「広島市8.20豪雨災害義援金について」
広島市公式HP
②「九州北部豪雨災害による被災者支援等について」
③「東日本大震災・義援金受付」日本赤十字社の窓口のURL
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カイトのママ (月曜日, 10 11月 2014 19:58)
私も最近本をよんでいます。面白かった本の一つは「海賊とよばれた男」上、下です。