
懐かしい絵本シリーズ⑤は、お馴染みエリック・カールの「パパ、お月さまとって!」です。本当に大好きな絵本です。うちの二人の子供たちと何度読んだことでしょうね。
娘に「パパ、お月さまとって!」と頼まれたパパが、実際にお月さまをとりに行くストーリーですが、「んなこと、できるわけないじゃん!」なんて、パパは言いませんよ。
そして、お月さまも「そんなことされては困ります」なんて決して言いません。
いいですね。とってもかわいい。

「お月さまとあそびたいな」と、娘のモニカが、お月さまのほうへと手を伸ばしますが、お月さまには届きません。 そこで、「パパ、お月さまとって!」とお願いするわけです。

パパは、せっせと長い長いはしごを運んできます。ここで絵本のページを、左右に大きく広げられるようになっています。

そして、パパは高~い岩のてっぺんに長~いはしごをたてて、上へ上へ登って行きます。
今度は、ページが縦上へ広げられるようになっています。こうやって子供たちに、はしごがどれくらい長いのか、月までどれほど遠いのか、などを体験的に楽しく伝えてくれるのです。

お月さまにようやく到着したパパですが、ちょうど満月で大きすぎて持って帰ることができません(ページが全体にバ~ンと広がる)そこで、月は、自分はだんだん小さくなっていくから、ちょうどよい大きさになった時に連れて帰ってください、とパパに伝えます。

実際に、お月さまはだんだん小さく小さくなっていき、ちょうどよい大きさになった時に、パパはお月さまを手に持って、娘のところへと戻ります。
いいですね~☆ 大切な娘との約束ですからね。

もちろん、娘は大喜びするわけですね。
さすが、パパ!努力した甲斐がありました。娘もパパのことがさらに大好きになったことでしょう(^v^)
けれども、お月さまはさらに小さくなり続けて、しまいにぽっと消えてしまいます。

そして、ある晩、娘が空を見上げると、消えたはずのお月さまが、また空にうかんでいます。

そして、お月さまは、少しずつ、大きく、大きく、大きくなりました。
というお話です。
今、読み返しても本当に楽しい。
昨日は、私の英語教室のレッスンで、英語版を子供たちに読み聞かせしましたよ。
さて、夏休みもいよいい終盤。来月はもうお月見の季節です。
「パパ、お月さまとって!」
エリック・カールさく もりひさしやく
偕成社 1986年初版1刷 1997年6月改訂49刷
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②「がんばろい八女」復興支援Tシャツ
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Venetta Kist (水曜日, 01 2月 2017 23:19)
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Monet Beene (木曜日, 02 2月 2017 23:34)
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