
我が家には、絵本が300冊ぐらいあります(今度、正確に数えてみようかな)
その一冊一冊に、子供達が小さかった頃に繰り返し読み聞かせしたさまざまな思い出が詰まっていて、大切な宝物です。
今日は、その中から「どれがぼくかわかる?」をご紹介しますね。

「ウィリアムの おかあさんは ウィリアムのことなら なんでもしっています。ウィリアムの あしおとも ウィリアムの こえも ききわけることが できます。」というくだりで始まります。私は上の娘の時は「みーぼうの おかあさんは みーぼうのことなら なんでもしっています。」とすべて娘のニックネームに置き換えて読んでいました。

物語は、主人公がさまざまな動物に変身して「どれがぼくかわかる?」とそのたびにお母さんにたずねます。でも、我が子のことならなんでもわかるお母さんは、すぐにどれが自分の子供かを見分けることができるのです。
とっても微笑ましくてかわいいです。

最後のページで、主人公がもとの自分の姿にもどって、お母さんが作ったおやつを食べる場面があります。
このお母さんの絵を見て、うちの子どもたちが「あ、ママだ!!」と私に似ている、と毎回、言ってくれましたよ(*^_^*)あはは、もうこんなに若くないわね~

上の娘から下の息子の時代まで、本当に何度も何度もよく読みました。
表紙はボロボロですね。
時々、私が間違えて、主人公の名前をうちの子どもの名前に置き換えずに、そのまま「ウィリアム」と読んでしまうと「ママ、ちがうでしょ」とすかさず注意されたものです。
このところ、天災による甚大な被害、中学生の自殺、暴走車による交通事故など、本当に胸が痛みます。
この夏休みは、我が家にある懐かしい思い出の絵本を読み返して、子育てについて、家族について、人を思いやる気持ちについて、日々忘れがちな心を見つめ直す機会にしたいと思っています。
「どれがぼくかわかる?」
偕成社 1970年7月1刷 1995年4月69刷
定価1200円
*現在、メーカー在庫なし
【このブログ記事を読んでくださった皆様へ】
①「九州北部豪雨災害による被災者支援等について」
②「東日本大震災・義援金受付」日本赤十字社の窓口のURL
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カイトのママ (金曜日, 20 7月 2012 18:39)
二冊の絵本とも心が温かくなりますね~
心にゆとりを持ち人に対して思いやりを忘れないように
心がけたいとおもいます。
株式会社ダブルレインボー (水曜日, 25 7月 2012 12:10)
カイトのママ様
とっても心に響く絵本です。
他にもたくさん思い出の絵本がありますので、少しずつご紹介できたら…と思っています。