「お母さん、3年間、お弁当作りありがとう」
数日前の晩、息子(高3)から、ふいに言われました。
急にどうしたの?と聞く私に、
息子が、(今日は)お弁当最後の日だったんだよ。と言いました。
えっ???
私「じゃぁ、お弁当最後の日に、
お母さん、寝坊して作れなかったってこと?」
(朝おそくなって、朝ごはんのサンドイッチだけ持たせた日)
息子「そうばい・笑」
がーん( ゚Д゚)
3年生のため、今あっている卒業考査の後は、
週1登校となり、午前中で終わるらしく、
もうお弁当は今後必要なくなるとのこと。
そうだったのか…(*_*)
クラスメートは、お弁当最後の日ということで、
お母さんへお手紙を書いている人がたくさんいたそうです。
息子は、友人と食堂で昼食。
息子「残念やったね、オレからお手紙もらえんで・笑」
そう意地悪を言われましたが、
仕方ありません( ;∀;) 笑うしかありません。
でも、ありがとう、と言ってもらえたことに、
とてもうれしく、
また、子どもが巣立って行くことが、
あらためて胸にしみて、
なんとも切なくさびしいような、
そんな想いがぐっと込みあげました。
息子が部活を引退する前は、
毎日頑張っている息子に対して、
私はお弁当作りぐらいしかやってあげられないな、と
気を張っていましたが、
部活を引退した後は、朝練もなくなり、
ゆっくり登校する息子に合わせて、私もゆっくりとなり、
寒さも加わりだんだん面倒になっていただけに、
うれしいはずのお弁当終了。
ところが、
実際そうなると、
面倒に感じていたことも、
途端に、懐かしい思い出に変化するもので…
![ある日のお弁当](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=520x10000:format=jpg/path/sf93f030f7d227dcb/image/i17d596cce30c9738/version/1516344024/image.jpg)
![息子の16歳の誕生日の日のお弁当](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=520x10000:format=jpg/path/sf93f030f7d227dcb/image/i0a358c7758414adb/version/1516344280/image.jpg)
親としての役目も、
こうやって、
ひとつずつ減っていくんだな~と思うと
今はやっぱりさびしい気がします。
お弁当最後の日にお弁当がないお母さんで、
本当にごめんなさい。
そんな残念な母親ですが、
これからもよろしくね。
お手紙をもらえなかったので、返事を書くこともありませんが、
心の中は、そういう気持ちであります(*ノωノ)
息子の高校卒業まであと1ヵ月ちょっととなりました。