
昨日、広川町で「筑後地区親善剣道大会」が行われ、息子の所属する剣志館Aチームは準優勝をしました。
これまでも、上位へ進むことはありましたが、優勝の経験はなく、今回こそは…と親はもう祈るような気持ちでした。

そんな親の祈るような気持ちと裏腹に、息子は、前日の夕方修学旅行から帰ってきたばかり。試合の待ち時間に、眠い目をこすりながら「ねぇ、母ちゃん、パン買ってきて」などとぬかすではありませんか。「優勝するまで食わせん!」と一蹴。

チームは勝ち進み、決勝進出。
朝8時集合で、時間はもう午後3時になろうとしています。決勝へ進出するAチームの選手をはじめ、Bチームの選手、指導者の先生方、保護者に兄弟のチビちゃんたち、みんなお昼ご飯を口にすることなく、これからの決勝戦を迎えます。

どっきん、どっきん。
いよいよ決勝の時がやってきました。対戦相手は、八女市黒木町の黒木道場です。
「悔いのない試合をね」「とにかく一生懸命やりなさいね」「みんなを感動させるような試合をしてね」保護者がそれぞれ自分の子供に声をかけます。
私は、その時点でもう胸がいっぱいで、息子の肩をポンポンッと叩くのが精いっぱいでした。

結果、残念ながら負けました。
いい試合でした。決勝という素晴らしい舞台で「1本」を取るための声援、歓声、拍手、どよめき、そしてたまらないまでの緊張感に包まれて。
先鋒ー引き分け
次鋒ー引き分け
中堅ー引き分け
副将ー剣志館1本、黒木2本
大将ー黒木2本

今回は、剣志館で新しく作ったおそろいの胴をつけての試合でした。
思い出に残る試合だったね。
準優勝となり「うれしいか?」という指導者の問いかけに、部員達が涙を流して「いいえ、悔しいです」と言ったその言葉、その気持ちを、どうか次につなげてくださいね

その夜は、準優勝の祝賀会でした。
いっぱい食べて、いっぱい笑って、元気のエネルギーを養えたかな。
また来週は、試合だね。
次の試合では、剣志館からなんと4チームも出場します。AチームからDチームまである道場って、すばらしいです。デビュー戦を飾る新人部員たちの健闘を祈ります。

これは、今朝のモーニングオムライス。娘のお弁当の残りで作りました。
修学旅行、試合と続き、もう体力、気力の限界のような息子へのささやかな母心です。
「剣道は俺の誇り」と言った息子。誇れるものがあるって、本当に素晴らしいし、素敵だし、うらやましいよ。
がんばれ!!
「剣志館」西日本短期大学付属高校剣道場
福岡県八女市龍ヶ原
*随時部員募集中。見学もお気軽にどうぞ。
稽古日:月、木19:00~ 土17:00~
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smr2030 (金曜日, 25 11月 2011 12:00)
準優勝おめでとう! お母さん達の気持ちが伝わってきました。
オメデトウ御座います。