
昨日は「筑後地区親善剣道大会」に息子の所属する剣志館が出場しました。
昨日は、初戦からチーム全体が「今日は上までいけるのでは?」という上昇ムードに。ところが、好調な他のメンバーとは反対に、うちの息子は出だしから不調。そばで見ている母親としては、これまで自分自身が経験したことのない緊張感に包まれました。そして…

ついに剣志館は、決勝戦へと進みました。相手は、皮肉にも同じ八女市内の「長峰少年剣道クラブ」。負けるわけにはいきません。
けれども、息子は安定せず不調なまま。もう祈るような気持ちで喉はカラッカラな母。息子は先鋒なので、チームのその試合のムードも左右しかねません。

決勝戦の結果、剣志館は負け。両方の勝数は同じだったのですが、わずか1本の差で負けました。というわけて、剣志館は準優勝となりました。
それまで不調だった息子は、その時はそう悪くはなくて、監督から「こういう試合ができるなら、なんで最初からせんやったかっ!!」と叱られたそうです。
準優勝が決まっても、悔しくて涙を流す部員達を見ながら、みんな本当に成長しているんだね、と私も涙がこみあげて胸がいっぱいになりました。
剣道なんて無縁の人生を歩んできた私。子供の世界を通して、こんな瞬間を過ごすことになるなんて想像もしませんでした。
長女の時は「八女ジュニア合唱団」で、娘を通して合唱の世界を初めて経験。私は親の会の世話役を5年務め、ともに同じ方向を向いて進んだものです。
自分一人の世界なんて思うほどに広くも深くもないけれど、こうやって二人の子供が経験する世界を、親として応援できることをあらためてうれしく思います。

さて、その夜の準優勝祝賀会の様子です。
さすがに子供ですね。もう元気いっぱい、はじけまくっています。
また今夜も練習だね。厳しいでしょうけれど、みんながんばってね。
「剣志館」西日本短期大学付属高校道場 *部員随時募集中!
福岡県八女市龍ヶ原
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